研修・入局案内

将来耳鼻咽喉科医を目指したい学生さん、卒後臨床研修で耳鼻咽喉科の研修を希望される研修医の方、また山梨でキャリアを積みたいとお考えの耳鼻咽喉科医の先生など、山梨大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科では広く入局員を随時募集しております。一度医局へ見学に来てみませんか?

地域の基幹病院であり頭頸部、耳、鼻、咽喉頭、いずれの領域も偏りなく症例が豊富なため、幅広い診療が可能で、耳鼻咽喉科専門医資格の取得に大変好都合です。

初期研修

山梨大学医学部付属病院卒後臨床研修プログラムに則り、原則として研修2年目で選択可能です。短期間ですが、専門医の指導の下、気管切開術や口蓋扁桃摘出術の術者になることができます。


専門医研修

専門医取得に向けてよりアドバンストな研修を行います。


入局者数

 
山梨大学

山梨大学

他大学

他大学
合計
2009年 2人 1人 0人 0人 3人
2010年 1人 0人 0人 0人 1人
2011年 4人 1人 0人 0人 5人
2012年 1人 0人 0人 0人 1人
2013年 0人 0人 1人 0人 1人
2014年 1人 0人 0人 1人 2人
2015年 0人 0人 0人 0人 0人
2016年 1人 1人 0人 0人 2人
2017年 3人 0人 0人 0人 3人
2018年 0人 0人 0人 0人 0人
2019年 2人 2人 0人 0人 4人
2020年 0人 0人 0人 0人 0人
2021年 1人 1人 1人 0人 3人
2022年 1人 1人 0人 1人 3人
2023年 1人 2人 0人 0人 3人
  合計
2009年 2人 1人 3人
2010年 1人 0人 1人
2011年 4人 1人 5人
2012年 1人 0人 1人
2013年 1人 0人 1人
2014年 1人 1人 2人
2015年 0人 0人 0人
2016年 1人 1人 2人
2017年 3人 0人 3人
2018年 0人 0人 0人
2019年 2人 2人 4人

当科の特色

【当科で取得可能な専門医】
耳鼻咽喉科専門医
アレルギー専門医
頭頸部がん専門医 

外来は一般外来、専門外来があります。専門外来には腫瘍外来(教授外来)、中耳外来、アレルギーセンター(アレルギー外来)、めまい・難聴外来、小児難聴外来、補聴器外来、嗅覚・副鼻腔外来、音声外来、睡眠時無呼吸外来があり、専門医習得に向け各々の外来で先輩医師の隣で1対1の指導を受けます。約半年ごとにローテーションを組み満遍なく研修を受けることが可能です。特に興味がある領域に関しては研修期間を延長することも可能です。  

病棟はチーム体制をとっています。現在2チーム制で、それぞれに上級医、中堅医がおり、先輩医師の指導を受けながら入院患者の診療にあたります。扁桃周囲膿瘍・めまい・難治性鼻出血・異物などの救急疾患、真珠腫、慢性中耳炎、慢性扁桃炎、扁桃病巣感染、慢性副鼻腔炎の内視鏡手術、アレルギー性鼻炎の急速免疫療法、頭頸部腫瘍の検査・集学的治療、睡眠時無呼吸症候群のPSG検査入院など、疾患に偏りなく研修をすることができます。チーム体制であり休日の診療は当番制のため公私に無理のない生活を送ることができます。  

当直は月に3~4回ありますが、各人のスケジュールに合わせて組まれるため、日常診療に支障をきたすことはまずありません。新入医局員は、最初は先輩医師と一緒に当直をして診療にあたり指導を受け、慣れてきたら独り立ちします。  

大学病院だけでは不足しがちな急性中耳炎、滲出性中耳炎、急性扁桃炎、メニエール病、良性発作性頭位めまい症などの急性期疾患の診療については、関連施設(飯富病院、市川三郷病院、上野原市立病院、塩山市民病院、大泉中央診療所、大月市立中央病院、勝沼病院、加納岩総合病院、山梨病院、市立甲府病院、諏訪中央病院、都留市立病院、笛吹中央病院、富士吉田市立病院、山梨厚生病院、山梨赤十字病院)へ週に2回ほど出張し、主に外来診療にてこれらの症例を経験することができます。また、山梨県立中央病院、市立甲府病院、富士吉田市立病院には常勤医を出向させており、その下での研修をローテーションで行っています。  

また希望があれば大学院へ進学して基礎研究を行うことも可能です。当科では大学院生は積極的に基礎の教室に派遣し、研究に対する基本的考え方や基本的手技の習得を目指していただき、その後臨床研究医として後輩の指導に当たってもらいたいと考えています。

専門医取得を考えている医師だけでなく、専門医を取得された耳鼻咽喉科医の中途入局者の方も大歓迎です。まずは御気軽にご連絡ください。

入局に関するお問い合わせ
担当者 林 亮
✉ ahayashi@yamanashi.ac.jp