睡眠時無呼吸外来ではいびきや無呼吸の指摘、日中の眠気や慢性的な疲れの自覚がある患者さんに対してまず睡眠状況・嗜好・基礎疾患の問診を行い、外来での鼻咽腔診察、自宅での簡易アプノモニター検査や1泊2日入院での終夜ポリソムノグラフィー検査(成人に限る)で診断を行っています。
軽症から中等症の場合は治療マウスピースの作成、重症の場合は経鼻的持続気道陽圧呼吸(nasal-CPAP)の導入を行っております。
CPAP導入後の定期診察は、CPAP使用状況が安定していれば、通院しやすい近医へ紹介させていただいております。
睡眠呼吸障害は日中活動の質を下げ、自分では気付きにくい疾患であり、潜在患者が多いと言われています。まずは疑って検査を行うことが大切です。